天城流湯治法 長野県塩尻市 リックスマツヤ 身体哲学 痛みとは
天城流の根本にある「健康な肉体」の定義
身体哲学
健康で生きるために必要なこと
歯 |
自分の歯で前後左右バランス良く 咀嚼(そしゃく)できること。 |
骨 |
肉体を支える骨組みとして存在していること。 骨は曲がらない。骨の周辺の変形・変質です。 |
腱 |
縮みなくゴムのように柔軟であること。 痛い場所は固い腱が引っ張っている。 |
筋 |
筋肉は滞りなく固いところが無いこと |
臓 |
内臓は柔軟で血液、リンパ、自律神経の 流れが良いこと。 |
つぼ腧 |
正中心点である横隔膜が柔軟で強靱であること。 |
流 |
天のエネルギーと地のエネルギーが 滞りなく流れていること。 |
精 |
精神は柔軟で忍耐強く正義感に満ちていること。 |
天城湯治法はこの8つの身体哲学を
整える事を目的としています。
ぼうちょうつう 膨張痛 |
切り傷、打ち身、火傷などの外因で起こる痛み |
この原因の炎症のために起こってしまう腫れが 神経を圧迫して刺激され痛みます。 この痛みは炎症なので3日間、72時間は ズキンズキンと痛む。 消炎鎮痛剤配合の軟膏や湿布薬。 痛み止めの飲み薬が有効です。 服用あるいは張って3日間の経過を診ます。 |
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てんちょうつう 展張痛 |
上記の膨張痛のダメージによって、 できてしまった滞りによって起こるのが この展張痛です。 |
筋肉は硬くなった結果、腱が萎縮して、 骨に癒着して、動きが悪くなり、 引っ張られて関節等が緊張して痛む。 *** 指、手首、膝等の関節 等の痛み *** |
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原因は他の部分にありますが、 痛みを感じている周りの靱帯にも緊張があるの で靱帯を緩めたり表面を優しくほぐし、 緊張を取ってあげます。 |
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とうつう 疼痛 |
触っただけでも感じる皮膚の表面上の痛み |
表面上に在る神経が部分的な滞りによって リンパの流れが悪くなって神経自体が乾き、 張り付いてしまって起こる痛みです。 *** 神経痛、肋間神経痛、帯状疱疹 等の痛み *** |
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しびれつう 痺れ痛 |
筋肉に滞りができて血液の流れが止まり、 おきてしまう麻痺系の痛みです。 |
げんしつう 幻肢痛 |
事故などの障害で失ってしまった腕や足の先が 痛んだり、痺れを感じたり、 かゆみを感じたりする症状です。 |
断端の腱が拘縮している場合と縫合の緊張 によって腱が癒着して起きてしまう症状です。 |
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きんにくつう 筋肉痛 |
筋肉を激しく使ってしまい乳酸が 筋肉内に残ってしまった時に痛みます。 筋肉から乳酸を絞り出せば改善します。 絞りにくい部分には乳酸は溜まりません。 |
ほうごうご 縫合後の ゆちゃくつう 癒着痛 |
開腹手術などで縫合した部分が硬く萎縮して 筋膜などがつれて引っ張られて 起きる、引きつった痛みです。 縫合部分の引きつりを緩める施術をします。 |
以後、継続投稿中です。 2023/05~
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